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「CX-5はやめとけ」は本当?後悔しない全デメリットと賢い選び方

「CX-5はやめとけ」は本当?後悔しない全デメリットと賢い選び方
出典:MAZDA 公式サイト

マツダの人気SUV、CX-5の購入を考えているけれど、「CX-5 やめとけ」という検索キーワードが気になっていませんか?洗練されたデザインや評判の良い走りに関心はあるものの、ネットで見かける「買って後悔した」などのネガティブな声に、一歩踏み出せない方もいらっしゃるかもしれません。

高価な買い物ですから、後悔だけは避けたいものですよね。「やめとけ」と言われるほどのデメリットが本当にあるのか、気になるところです。

この記事では、まさに「CX-5 やめとけ」と検索されたあなたに向けて、なぜそのような声が上がるのか、その理由と噂の真相を徹底的に掘り下げます。ディーゼル特有の問題点から乗り心地、維持費まで、指摘されているデメリットを一つひとつ詳しく検証し、購入後に「こんなはずじゃなかった…」とならないための情報を分かりやすく解説します。

さらに、見逃せないCX-5本来の魅力や、あなたのカーライフに本当に合うのかを見極める「賢い選び方」もご紹介します。この記事を読めば、ネット上の評判に惑わされず、客観的な視点でCX-5購入を判断できるようになるはずです。ぜひ最後までご覧いただき後悔しない購入にお役立てください。

記事のポイント

  • CX-5が「やめとけ」と言われる具体的な理由とその背景
  • DPF問題や乗り心地など、指摘されるデメリットの詳細内容
  • デメリットを理解した上で後悔しないための賢い選び方
  • CX-5が持つ本来の魅力やメリットとの比較検討ポイント

「CX-5はやめとけ」と言われるのはなぜ?噂の真相と全デメリットを徹底検証

「CX-5はやめとけ」と言われるのはなぜ?噂の真相と全デメリットを徹底検証
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多くのユーザーに支持されているCX-5ですが、なぜ一部で「やめとけ」と言われてしまうのでしょうか。ここでは、そのように言われる代表的な理由と、指摘されているデメリットについて、一つずつ詳しく見ていきましょう。

噂が事実なのか、それとも誤解や特定の使い方に限った話なのか、その真相を探ります。

  • ディーゼル特有のDPF問題はやめとけ?
  • 乗り心地が硬い・悪いという評価の真相
  • 後部座席や荷室は本当に狭いのか?
  • マツコネは使いにくい?ナビの評価
  • 維持費が高い?リセールは悪い?
  • その他の細かい不満点や故障事例

ディーゼル特有のDPF問題はやめとけ?

ディーゼル特有のDPF問題はやめとけ?
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CX-5の大きな特徴であるクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」に関連して、「ディーゼルはやめとけ」という意見があります。この主な理由は、ディーゼルエンジン特有の「DPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)」という装置の仕組みにあります。特に、ちょい乗りや短距離走行がメインのカーライフを送る方にとっては、注意が必要なポイントと言えるでしょう。

DPFは、排気ガス中の煤(すす)を捕集し、フィルターが詰まる前に自動で燃焼・除去(DPF再生)する装置です。この再生が、短距離走行ばかりでエンジンが温まりにくい場合に頻繁に起こったり、再生が終わる前にエンジンを切ることが続くと完了しにくくなったりすることがあります。これが問題視される理由です。

具体的には、DPF再生中は燃料を多く使うため一時的に燃費が悪化します。また、再生時に燃え残った燃料がエンジンオイルに混ざり、オイル性能を低下させる「燃料希釈」が起こる可能性も考えられます。これにより、メーカー指定より早めのオイル交換が必要になる場合もあるでしょう。フィルターの詰まりが進行すれば警告灯が点灯し、最悪の場合は高額な修理費用がかかるリスクも指摘されています。

もちろん、マツダもこのDPFに関する課題には継続的に取り組んでおり、近年のモデルでは再生制御が最適化されるなど改善が進んでいます。上手な付き合い方としては、DPF対応の純正オイル等を使い定期的に交換すること、そして時々は高速道路などでエンジンをしっかり回してあげることなどが有効と考えられます。毎日のように数キロ程度の移動がほとんど、という方は、ディーゼルエンジンの特性とご自身の乗り方が合っているか、慎重に見極めることが大切です。

乗り心地が硬い・悪いという評価の真相

乗り心地が硬い・悪いという評価の真相
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CX-5の乗り心地について、「硬い」「ゴツゴツする」といった評価を聞くことがあります。これは、CX-5がドライバーの意のままに操れる「人馬一体」の走りを目指し、欧州車に近いような、やや引き締まった足回りのセッティングになっていることが理由の一つと考えられます。

例えば、路面の凹凸が連続する場所や、速度が低い市街地走行などで、人によっては硬さや突き上げを感じやすいかもしれません。特に、以前に乗っていた車が非常にソフトな乗り心地だった場合、ギャップを感じやすいでしょう。

ただし、乗り心地の感じ方は非常に主観的なものです。マツダは「G-ベクタリング コントロール(GVC)」などの技術進化により、乗り心地の改善も継続的に行っています。年式やグレード、装着されているタイヤによっても印象は変わってきます。初期モデルと現行モデルでは、乗り心地の質感が向上しているという意見も聞かれます。

最終的には、ご自身の感覚で確かめることが最も重要になります。試乗の際には、普段よく走る道に近い環境(市街地、少し荒れた路面、可能なら高速道路など)を走り、シートの座り心地や揺れの収まり方などをじっくり確認することをおすすめします。同乗者がいる場合は、後部座席の乗り心地もチェックすると良いでしょう。

後部座席や荷室は本当に狭いのか?

後部座席や荷室は本当に狭いのか?
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CX-5のデザインは流麗でスタイリッシュですが、その反面、「後部座席や荷室が思ったより狭い」という声も聞かれます。デザインを優先したため、パッケージングとしてはライバル車に比べてスペース効率でやや不利な面があるのかもしれません。

具体的に見てみると、後部座席は大人が乗るには十分なスペースが確保されていますが、例えばトヨタ ハリアーやRAV4、スバル フォレスターといった同クラスのライバルと比較すると、足元空間や頭上空間にややタイトさを感じる可能性があります。特に大柄な方が後席に長時間乗る場合や、チャイルドシートを複数設置する場合には、少し窮屈に感じるかもしれません。

荷室容量についても、ライバルと比較して数値上はやや小さい傾向にあります。しかし、日常的な買い物や一般的なレジャーでの使用であれば、多くの場合で不足を感じることは少ないでしょう。後席を倒せば広大なスペースが出現し、大きな荷物も積載可能です。

結局のところ、「狭い」と感じるかどうかは、個人の感覚や家族構成、そして普段どのように車を使うかに大きく左右されます。モデルによってはシートのリクライニング角度なども異なります。購入を検討する際には、実際に後部座席に座ってみたり、普段積むことの多い荷物(ベビーカーやゴルフバッグなど)がスムーズに積めるかを確認したりすることが大切です。

マツコネは使いにくい?ナビの評価

マツコネは使いにくい?ナビの評価
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マツダ独自のインフォテインメントシステム「マツダコネクト(マツコネ)」についても、一部で「使いにくい」という評価があります。特に、センターディスプレイが比較的手前に配置され、走行中は基本的にタッチ操作ができず、センターコンソールにあるコマンダーコントロールでの操作がメインとなる点が、他のメーカーのシステムに慣れている人には戸惑うポイントかもしれません。

初期のマツコネは、ナビゲーションの性能や動作速度、地図更新の頻度などに関しても不満の声がありました。しかし、CX-5も年次改良を経て「マツダコネクト2」へと進化し、画面サイズが大型化され、処理速度も向上しています。Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応したため、スマートフォンのナビアプリを車載ディスプレイで利用できるようになり、利便性は大きく改善されました。

それでも、コマンダーコントロールの操作に慣れが必要な点や、階層の深いメニュー操作、音声認識の精度など、細かい部分で好みが分かれる可能性は残っています。ナビゲーションシステムやエンターテイメント機能をどれだけ重視するかによって、マツコネの評価は変わってくるでしょう。

こちらも試乗の際に、実際に目的地設定や音楽再生などの基本操作を試してみることを強くおすすめします。直感的に操作できるか、ストレスなく使えるかを確認し、ご自身にとって許容範囲かどうかを判断するのが良いでしょう。

維持費が高い?リセールは悪い?

維持費が高い?リセールは悪い?
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車を所有する上で気になるのが、維持費や手放す時の価値、つまりリセールバリューです。「CX-5は維持費が高い」「リセールが悪いからやめとけ」という声は本当でしょうか。

維持費については、特にディーゼルモデルの場合、注意が必要な点があります。燃料費(軽油)はガソリンより安い傾向にありますが、前述のDPF関連のメンテナンスや、専用のエンジンオイルが必要になることから、ガソリンモデルに比べてメンテナンス費用がやや高くなる可能性があります。自動車税についても、排気量が大きいディーゼルモデルは、同クラスのガソリン車より高くなる場合があります。年間走行距離や使用状況によってトータルコストは変わるため、一概に高いとは言えませんが、購入前にシミュレーションしておくと安心です。

一方、リセールバリューに関しては、「悪い」という評価は必ずしも当てはまりません。CX-5は国内外で人気のある車種であり、中古車市場での需要も安定しています。特に人気のボディカラー(白、黒、マシングレーなど)や、装備の充実した上位グレード、そして状態の良い車両であれば、比較的高値での売却も期待できるでしょう。ただし、市場の動向や車両の状態、売却時期によって価格は変動するため、過度な期待は禁物です。

購入後の経済的な負担で後悔しないためには、燃料費や税金だけでなく、オイル交換などのメンテナンス費用、任意保険料なども含めたトータルの維持費を考慮に入れることが重要です。

その他の細かい不満点や故障事例

その他の細かい不満点や故障事例
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上記以外にも、CX-5のオーナーから聞かれる細かい不満点として、例えば「収納スペースがもう少し欲しい」「特定の装備(例:オートホールドの仕様)が使いにくい」といった声があります。また、どんな車にも言えることですが、特定の部品に関する故障事例も報告されています。例えば、初期モデルのディーゼルエンジンに関するトラブルや、電装系の細かい不具合などが挙げられることがありますが、これらは年次改良によって多くが改善されているようです。

これらの点は、致命的な欠点というよりは、個人の好みや使い方、あるいは個体差による部分が大きいかもしれません。しかし、事前にこのような細かな注意点を知っておくことで、購入後のギャップを減らすことができます。オーナーレビューなどを参考にしつつも、あくまで一つの情報として捉え、過度に不安視する必要はないでしょう。

デメリットだけじゃない!CX-5がそれでも愛される理由

デメリットだけじゃない!CX-5がそれでも愛される理由
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ここまでCX-5に関するネガティブな側面、つまり「やめとけ」と言われる理由について詳しく見てきました。しかし、多くのユーザーに選ばれ、高い人気を維持しているのには、もちろん理由があります。ここでは、デメリットを踏まえてもなお多くの人々を惹きつける、CX-5ならではの魅力についてご紹介しましょう。

  • 【心を掴むデザイン】魂動デザインの魅力
  • 【走る歓び】人馬一体の走行性能
  • 【上質な空間】クラス超えのインテリア
  • 【安心の技術】i-ACTIVSENSEの機能

【心を掴むデザイン】魂動デザインの魅力

【心を掴むデザイン】魂動デザインの魅力
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CX-5の大きな魅力として、まず挙げられるのがそのエクステリアデザインです。マツダのデザインテーマ「魂動(こどう)-SOUL of MOTION」を体現したフォルムは、生命感あふれる躍動感と、SUVらしい力強さ、そして洗練された美しさを高い次元で融合させています。彫りの深いフロントフェイスや、流れるようなサイドのキャラクターラインは、見る角度によって表情を変え、所有する喜びを満たしてくれるでしょう。

そのデザインへのこだわりは、インテリアにも貫かれています。ダッシュボードからドアトリムへと連続する造形や、厳選された素材、そして細部にわたる丁寧な作り込みは、クラスを超えた上質な空間を演出しています。ドライバーが運転に集中できるよう、操作系のスイッチ類も適切に配置されており、見た目の美しさだけでなく機能性も考慮されている点が特徴です。

【走る歓び】人馬一体の走行性能

【走る歓び】人馬一体の走行性能
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マツダが一貫して追求する「人馬一体」の走り。CX-5もその思想に基づいて開発されており、ドライバーが意のままに車を操る楽しさを味わうことができます。ステアリングを切れば素直にノーズが向きを変え、アクセルを踏めばリニアに加速する応答性の良さは、運転への自信と安心感をもたらします。

前述したG-ベクタリング コントロール(GVC)などの車両運動制御技術は、カーブでの安定性を高めるだけでなく、日常的な走行シーンでの揺れの抑制にも貢献し、ドライバーだけでなく同乗者の快適性も向上させています。SUVでありながら、まるでセダンのような安定感と一体感のある走りを提供してくれる点は、CX-5の大きなアドバンテージと言えるでしょう。ディーゼル、ガソリンともに、それぞれのエンジンの特性を活かしたパワフルかつスムーズな走りも魅力です。

【上質な空間】クラス超えのインテリア

【上質な空間】クラス超えのインテリア
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インテリアのデザイン性の高さに加え、その質感の高さもCX-5の魅力の一つです。手に触れる部分にはソフトパッドが多用され、細かなスイッチ類の操作感に至るまで、上質さが追求されています。一部グレードではナッパレザーや本杢(ほんもく)パネルといった高級素材も採用され、欧州のプレミアムブランドにも引けを取らないほどの高い満足感を得られます。

また、静粛性の向上にも力が入れられています。ロードノイズや風切り音といった不快な騒音が効果的に抑えられており、運転中の会話や音楽を快適に楽しむことができます。考え抜かれたドライビングポジションと相まって、長距離ドライブでも疲れにくい、居心地の良い室内空間が実現されています。

【安心の技術】i-ACTIVSENSEの機能

【安心の技術】i-ACTIVSENSEの機能
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マツダの先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」が多くのグレードで標準装備されている点も、CX-5を選ぶ上で大きなメリットです。衝突被害軽減ブレーキはもちろんのこと、車線逸脱警報システム、後側方接近車両検知、アダプティブ・クルーズ・コントロール(追従走行機能)など、事故のリスクを低減し、ドライバーの負担を軽減するための様々な機能が含まれています。

これらの安全技術は、国の安全性能評価でも高い評価を獲得しており、万が一の際の安心感につながります。日常の運転から長距離ドライブまで、あらゆるシーンでドライバーをサポートしてくれる先進の安全性能は、CX-5の大きな魅力と言えるでしょう。

「やめとけ」後悔しない!CX-5の「賢い選び方」完全ガイド

「やめとけ」後悔しない!CX-5の「賢い選び方」完全ガイド
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ここまでCX-5のデメリットとメリットを見てきました。では、これらの情報を踏まえて、あなたがCX-5を購入して後悔しないためには、どのように選べば良いのでしょうか。ここでは、具体的なステップに沿って「賢い選び方」を解説します。

  • STEP1:あなたの使い方に合うか分析
  • STEP2:試乗でデメリットを体感する
  • STEP3:エンジン選択で後悔しない
  • STEP4:失敗しない中古車の選び方
  • STEP5:後悔しないグレード選び

STEP1:あなたの使い方に合うか分析

STEP1:あなたの使い方に合うか分析
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まず最も重要なのは、ご自身のカーライフとCX-5の特性が本当にマッチしているかを見極めることです。なぜCX-5が欲しいのか、その動機を明確にしましょう。デザインに惹かれたのか、走りの良さか、それとも他の理由でしょうか。

次に、普段の車の使い方(主な用途、年間走行距離、乗車人数、荷物の量など)と、車に求めるもの(燃費、広さ、快適性、運転の楽しさ、維持費など)を具体的にリストアップしてみます。そして、これまで解説してきたCX-5のデメリットの中で、どれが自分にとって許容できる範囲で、どれが譲れないポイントなのかを冷静に判断することが大切です。この自己分析をしっかり行うことが、後悔しないための第一歩となります。

STEP2:試乗でデメリットを体感する

STEP2:試乗でデメリットを体感する
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カタログやネットの情報だけでは分からないのが、実際の乗り味や使い勝手です。試乗は、単に「良い車かどうか」を確認するだけでなく、「自分にとって許容できないデメリットがないか」を体感するために行う、と考えるのが良いでしょう。

特にチェックしたいのは、乗り心地(様々な速度域、路面状況で)、静粛性、エンジンのフィーリング(加速感、音、振動)、そしてマツコネの操作性です。実際に運転席だけでなく後部座席にも座ってみたり、荷室の広さや使い勝手を確認したりすることも忘れずに行いましょう。可能であれば、短時間ではなく少し長めに試乗したり、普段よく走る道に近いコースを走らせてもらったりすると、よりリアルな判断ができます。

STEP3:エンジン選択で後悔しない

STEP3:エンジン選択で後悔しない
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CX-5には主にディーゼルエンジンとガソリンエンジンがラインナップされています。どちらを選ぶかは、後悔しないための重要な選択肢です。

ディーゼル(SKYACTIV-D)のメリットは、力強いトルクによる加速性能と、優れた燃費性能です。長距離運転が多い方や、力強い走りを求める方に向いています。デメリットは、前述したDPFの問題や、ガソリン車に比べてエンジン音や振動が大きいこと、メンテナンス費用がやや高くなる可能性がある点です。

一方、ガソリン(SKYACTIV-G)のメリットは、静粛性の高さと、滑らかな回転フィールです。車両価格もディーゼルより抑えられている場合が多いでしょう。デメリットは、ディーゼルほどの力強さや燃費性能は期待できない点です。

どちらが良いかは、年間走行距離が一つの目安になります。一般的に、走行距離が多い(年間1.5万km以上など)場合は燃料費の安さでディーゼルのメリットが出やすく、少ない場合は車両価格やメンテナンス費用の安さでガソリンが有利になる傾向があります。もちろん、走りの好みも重要な要素ですので、試乗して比較検討することをおすすめします。

STEP4:失敗しない中古車の選び方

STEP4:失敗しない中古車の選び方
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新車ではなく中古車でCX-5を狙う場合は、さらに注意が必要です。「やめとけ」と言われるような状態の悪い個体を避けるために、いくつかのポイントを押さえておきましょう。

まずは、年式と走行距離、そして修復歴の有無を確認することが基本です。整備記録簿がしっかり残っているかどうかも、これまでのメンテナンス状況を知る上で重要な手がかりとなります。可能であれば、信頼できる第三者機関の鑑定書が付いている車両を選ぶと、より安心感が増します。

特にディーゼルモデルの中古車を選ぶ際には、DPFの状態に注意が必要です。前オーナーの乗り方によってはDPFが劣化している可能性もあるため、試乗時に異音や白煙、警告灯の点灯がないかなどを確認しましょう。オイル交換履歴がしっかりしているかもチェックポイントです。

中古車選びは、信頼できる販売店を見つけることも非常に重要です。マツダの認定中古車制度を利用するのも良い方法でしょう。焦らず、複数の車両を比較検討し、納得のいく一台を見つけてください。

STEP5:後悔しないグレード選び

STEP5:後悔しないグレード選び
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CX-5には複数のグレードが設定されており、それぞれ装備内容や価格が異なります。どのグレードを選ぶかも、購入後の満足度を左右するポイントです。

まずは各グレードの主要装備と価格を比較し、自分にとって必要な装備と予算のバランスを考えましょう。例えば、「プロアクティブ」系は安全装備と快適装備のバランスが良く、コストパフォーマンスに優れていることが多いです。「Lパッケージ」系はレザーシートなどの上級装備が充実し、高い質感を求める方に向いています。他にも特別仕様車などが設定される場合もあります。

オプション選びも重要です。メーカーオプションは後付けできないものが多いため、本当に必要かどうかを慎重に検討しましょう。例えば、360°ビュー・モニターやBoseサウンドシステムなどは人気がありますが、自分の使い方に必要かを見極めることが大切です。リセールバリューを意識するのであれば、人気の高いメーカーオプション(サンルーフなど)を選択するのも一つの考え方です。

まとめ:CX-5は「やめとけ」か?最終判断はあなた次第

まとめ:CX-5は「やめとけ」か?最終判断はあなた次第
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さて、「CX-5はやめとけ」という噂の真相から、具体的なデメリット、そして魅力や賢い選び方まで詳しく見てきました。

結論として、「やめとけ」と言われる理由には、確かにディーゼル特有のメンテナンス性や、乗り心地、スペース効率など、いくつかの根拠が存在します。しかし、それらはCX-5が持つ多くの魅力(デザイン、走り、質感、安全性など)と比較して、個々のユーザーがどのように評価するか、そして自身のカーライフにどれだけ影響するかによって、その重要度は大きく変わってきます。

重要なのは、ネット上の評判や誰かの一意見を鵜呑みにするのではなく、ここで紹介したようなメリットとデメリットの両方を客観的に理解し、ご自身の価値観や使い方と照らし合わせることです。そして、今回ご紹介した「賢い選び方」のステップ、特に自己分析と試乗をしっかり行うことで、購入後に「こんなはずじゃなかった」と後悔するリスクは大幅に減らすことができるはずです。

CX-5は、多くのユーザーに愛されている、間違いなく魅力的なSUVの一つです。この記事が、あなたがCX-5についてより深く理解し、納得のいく車選びをするための一助となれば幸いです。最終的な判断は、あなた自身の中にあります。じっくりと情報を吟味し、実車を確認して、最高のカーライフを送るための一台を見つけてください。

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